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私は今、シルク100%のカーテンを探している。
事の発端は音響エンジニアさんのnoteを読んだのだが、Twitterで少しやり取りをさせていただき、「天然素材を使用したカーテン・絨毯」がいいということを教えていただいた。
せっかくなので、エンジニアさんがシルクを使って音を良くするあれこれをまとめてくれていたので、このブログでも紹介しようと思う。
最初は「なんだ意外と安いじゃん!」と高を括っていた。
だが、そうじゃなかった。
シルクのカーテンが…売っていない。殆どポリエステルばっかりなのだ。
試しに、はてブロのAmazon商品検索で「シルク カーテン」と検索してみると…
ポリエステルとシルクを混ぜたものや、
「シルク」とキーワードを設定しているのにポリエステル100%が出てきたり、
挙句の果てにはシルク風サテン生地(なお素材はポリエステル)が出てきたりと、とにかくシルク100%のカーテンがない!
筆者の方に言われるまで、「シルク カーテン」で出てきたものは必ずしもシルクを使っているとは限らないことに気づいていなかった。
そりゃそうだ。4000円弱でシルクカーテンが買えるわけがない。そのくらい、めちゃくちゃ高い代物なのだ。
試しにシルク生地をAmazonで見てみたが、一枚の布の値段がポリエステルカーテンセットと同じということに驚愕している。
なんと3999円。ここまで来るとカーテンを自作したほうがいいんじゃないかとさえ思ってしまったが、ちょうどミシンが壊れている。
逆をいえば、そこまでしないといい音は出ないということでもある。
実際、ナレーター界隈のとある先輩が「宅録は非常にお金がかかる」と口酸っぱく言っていた。
これに関しては私もそうだと思う。音にこだわればこだわるほど、防音や機材をバージョンアップすべきという考えがよぎる。
技術面でもそう。私の場合、Adobe Auditionを使っているからそれなりのノイズ処理はできるんだけど、音を整える代償で声の鮮度が削られる。だが、その方法しか知らないし、私が今相手をしているクライアントも音のプロではないから特段気に留めることもないのだ。
しかしながら、オーディションには落ちている。どんなに読みの技術が良くても録った音が取り扱いやすいかどうかで決まるんじゃないかとさえ思った。
そういう意味でも「研鑽」しなければならない。
ちなみに…悪くいうつもりはまったくないんだけど、宅録技術を上げるためにやっていることはほぼ課金に等しいのである。
それくらいシビアで、己の技術のみだとどうしても限界を迎えるのだということで、今回は締めようと思う。