きりのいいもの

商品やサービスを題材に、ちょっとしたエッセイや雑記っぽいものを書きます

母の日は結局なにもしなかった

とあるSNSを見て、昨日は母の日ということを初めて知った。

今年も私は何もしなかった。

 

私の家族は祝い事に対してかなりドライになっている。

子供の頃はさすがに誕生日にプレゼントとかケーキとかを用意してくれたけど、高校生あたりからそういうのをしなくなった。

大学時代は友達が誕生日をお祝いしてくれたけど、プレゼントというプレゼントは一番好きなスーパードライと古着屋で買ってくれたショートブーツくらい。

彼氏へのプレゼントでさえも、決まった日に贈った試しもなければ丁度良いタイミングで来たこともない。

 

もし私が母に「なにか欲しいものある?」と聞いたらば、母は迷いなく「お金!」と言うだろう。

それは私だってほしい。だから最近ロト7を買っているんだろうが。

 

 

生花を贈るだけでも心が華やかになるという話を良く聞くが、花を生けるのが面倒くさくなる。

私も母も生け花を嗜んでいた時期があるのにこのざまである。たまにやると面白いんだけどね。習慣付けたくないだけなのだ。

 

 

他人にあげるプレゼントはそれなりに気を遣うからか良い物を選ぶ風潮がある。

だが近くにいる身内に対しては「どうでもいい」という作用が働くのか、それともごちそうを食べるなら私も食べたいと欲が働くのかは知らないが、家族の祝い事=プレゼントという方程式は成立しなくてもいいんじゃないかなと私は思う。

だって、誕生日の際に物を寄越してくれなかったのにLINEで「おめでとう」と形式だけ祝う人の元で育てられたのだから、普段通りに世間話をするだけでも十分楽しい時間に感じられるのだ。

 

しかしながら、正直に言うと…特に予告もなく欲しかった物や美味しそうな物をくれると素直に嬉しい。

 

これが人間の性である(´・ω・`)

 

というかください(´・ω・`)