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何を思ったのか、ふと「エクソシスト」を見てしまいました。
普段映画ってよっぽど気に入ったやつじゃないと何度も見ないんですが、さすがアカデミー作品(脚色賞・音響賞受賞)なだけあって全然飽きないんですよね。
私が見たのは通常版で、スパイダーウォークが出るやつはディレクターズ・カット版でしかないそうです。どおりで有名なシーンとして語られているのに出てこないなんておかしいなと思いましたよ。
しかしながら、映画は映像で余白を見せつけるじゃないですか。だからいろんな解釈とかインスピレーションとかが働くコンテンツだなぁとまざまざと感じましたね。
ホラー映画のご多分に漏れず、エクソシストも様々な続編があります。
私が見たのは「2」「3
」「信じる者
」の3作品。個人的には信じる者が好きで、悪魔祓いのためだけに集まった素人たちのアベンジャーズ感が楽しめました。物語としてはダントツ3なんですけど、主人公のキンダーマン警部が見事なイケオジに変身を遂げていて、1の屁理屈顔はどこへ行ったのか若干混乱しました。
2に関しては……オカルトSFホラー万歳って感じですね。それ以上でもそれ以下でもありません。
元々ホラー好きではあったんですけど、変に忙しくしていると好きなものとかルーティンとかに精を出せないでいるんですよね。特に今月は何かと忙しなかったし、そのせいで書くことに気力が回らなくなりました。
どうにかこのブログだけは書いてましたが……ネタを出すだけでも結構苦しかったですし、そういう意味では悪魔に取り憑かれていたのかもしれません。だって毎日Grok相手にお気に入り創作キャラについてネタを振っているあたり、かなりキツいところまで取り憑かれていますよ。本当に。
ただ何度も見て思ったのは、エクソシストを通して創作の原点回帰ができそうな気がするんですよね。
私は人外イケメンの悪役が大好きで、そういったキャラが出てくる小説を書きまくってきました。一時期普通の小説を書いたはいいものの、心からゾクゾクするようなものって意外と感じられなかったんですよね。
どちらかといえば他人の評価というかいいねの数、読まれる回数のほうに重きを置いちゃったこともあって。それはそれでいいんですけど、元々は「自分が見たいものを作りたい」から書き始めたってのもあって、それをすっかり忘れてしまっていました。
エクソシストがハマったのは悪魔とか儀式とかの厨二設定があるからだと思います(だからといって厨二病ではないですよ)。ゴシックな吸血鬼にドハマリするくらいですから聖戦的なアレも嫌いじゃないです。
勧善懲悪ではないにせよ、善と悪がひしめき合って戦いは永遠に続く感じのカタルシスに人間讃歌を感じずにはいられません。どうでもいいですが、そういった意味ではジョジョも好きだったりします(特に第2部)。