きりのいいもの

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陰キャ武士が藩の重役として覚醒するまでの物語がめちゃくちゃ熱すぎた~引っ越し大名!~

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めちゃくちゃ久しぶりに映画を見ました。

というのも、上司から命ぜられた新たな業務への不安感を少しでも払拭させるためです。

 

結構前から気になっていた映画があります。

星野源主演の「引っ越し大名!」です。

 

 

本好きの書庫番が国替え(藩全体で別の藩へ引っ越しする)の総責任者【引越奉行】となって、あれやこれやと奮闘する物語。

主どこから手を付ければいいか分からない状態から様々な人や知恵を借りて一大プロジェクトを成し遂げる主人公の姿はまさに圧巻でした。

 

星野源演じる「片桐春之介」は絵に書いたような陰キャ

人前で話すことが苦手な読書系武士です。藩に仕えているので当然刀は所持していますが…腕っぷしはそれほど強くありません。

(劇中、武士なのに刀を抜くことができないというおっちょこちょいなシーンがありますw)

 

何故この映画が気になっていたのか。

向井理が「悪役」として出ていると聞いていたから。ただそれだけです。

ですが、実際の出演シーンはほんの僅か。最初は陰でいろいろして最終的にラスボスとしてドーンと出てくるのかなぁと勝手な想像をしていたのですが…いい意味で裏切られました。

 

何がいいって、弱気になりがちな人ほど春之介に感情移入できるシーンがたくさんあるんです。

確かに春之介は、気弱で武士らしい腕もありません。しかし彼には、誰にでも平等に接し心を通わせる力を持っています。その力をフル活用して彼は一気に覚醒していきます。

 

特に印象的だったのが、春之介が憧れとしている武士・山里一朗太(小澤征悦)に春之介がリストラを言い渡すシーン。

あれだけ心を通わせていた人に残酷な現実を言うつらさ、言われるつらさがひしひしと伝わってきます。

ですが、山里にしかできないこと、将来的なビジョンを春之介は必死にもがき考えて達した結論でもありました。それを受諾する山里の男らしさたるや…信頼関係が構築されていなきゃ絶対無理です。

 

あと、於蘭(高畑充希)パパの墓前で藩が仕出かしたことを春之介が代表して詫びるシーンがとにかく素敵でした。

本人は知らなくても、家族から見れば「敵」ですからね。

その姿を見た於蘭ちゃんが人肌脱いでくれるのが、少年漫画チックでとてつもなく良かったです。

 

本編を見た人たちの感想で最も多かったのが、高橋一生演じる「鷹村源右衛門」のキャラでした。

高橋一生といえばクールキャラの役が多いイメージですが、鷹村は「脳筋侍」。春之介と対を成すキャラクターです。この映画に出てくるキャラの中で、鷹村が一番好きです。

春之介の性格を何気に一番理解しているキャラ(幼馴染)なので、価値観が一致しない割には春之介をきっちりアシストしてくれる頼もしい男。でもその動機は至って単純。そこがまたいい。

こういう高橋一生もいいですね。暴走機関車的なキャラ、私は好きです。

 

これを機に、他の映画やドラマもちょびちょびと見ています。

といっても、殆ど好きなジャンルばっかりです。ジャンルの隔たりがすごい!

ちなみに今はTRICKを視聴中。第1シーズンのミラクル三井回をリピートしまくってます。

 

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TRICKも引っ越し大名もそれ以外の作品も見放題です。

最近は昭和のB級映画に力を入れています!レンタルビデオでしか見られなかったあの作品に出会えるかもしれませんよ。

 

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