きりのいいもの

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大の大人による別視点排除トレーニング、はっきり言ってみみっちい

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「この光景を見たのは何度目だろう」とTLを見る。

大人たちがこぞって、相容れない大人を叩いていた。精神年齢が低いと思った。

 

改めて、インターネットというのはドラクエでいうところの「ラーの鏡」みたいなものである。

みんな何かしら嫌な思いをしているから、どこかに捌け口がいるだろう。私だってそうだし、今読んでいるあなただってそうだ。ネットに疎い人間だってワイドショーとか週刊誌とかに居場所を求める。それがたまたまネットだったってだけで、超ドライな目で見ると結局はみんな同じなのだ。

 

別の見方を知ることはとても有意義である。

といっても、最初はゲテモノを吸収しなければならないから消化するまでめちゃくちゃ苦しい思いをする。嫌いなものを無理やり口にするのと一緒で、吐き出したいけど吐き出したら一瞬で無に還る。広い視野を持つことはとても苦しいことでもあるのだ。

 

ガキの頃、自分に攻撃を加える者に一矢報いたかった。末代までツケを払ってもらおうとも思った。

けれども、仕返ししても何も意味がないことを知った。これで仕返しされたら爆弾のラリーになってしまうからだ。ラリーを続ければ続けるほど、有限時刻は短くなる。

そんなことに心血を注いだら、その歳でしかできない楽しみとかライフイベントとかができなくなるし、何より人としてみみっちくなる。そういう意味では、アナウンスに救われたといっても過言ではない。

 

ネットに生きる大人たち、少なくとも私より年上の人たちが自らの正義で持って公開処刑に踏み切っている。

正義を持つのは結構だが、やっていることは血みどろ臭いので今すぐ辞めてほしいのが本音である。しかし、私がこれを言ったらラリーどころか爆弾1000本ノックを何セットもこなさなければならなくなる。こんなんで人生勝ち組になれたらいくらでも喧嘩は売っているが、治安は悪くなるばかりだ。

 

時間はかかってもいいから、別の視点を愛そう。

合わなかったらそのまま去って、少しずつ考えていこう。

 

自分を大切に。

 

ぶっちゃけ、ネットリテラシーは若者のほうが数百倍高い。